【LinuC 101】カレントディレクトリ

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Linuxでは、GUI(Graphical User Interface)環境とCUI(Character User Interface)環境があります。

GUIはWindowsなどと同じようなデスクトップ環境で、CUIはコマンドラインの環境となります。
また、CUI環境は「CLI(Command Line Interface)」と呼ばれることもあります。

仕事で使う事になると、CUI環境で使う場面の方が多いと思いますし、
LinuCの勉強もCUI環境で問題ないです。

コマンドを入力する場所を「コマンドライン」と呼び、

下記の画像のコマンドラインの「[root@alpha ~]#」の部分は、

デフォルトでは「”ユーザー名”+”@”+”ホスト名”+”カレントディレクトリ”+”$”」となっています。

※rootユーザーの場合は、$が#になります。

CUI環境では、 現在のディレクトリを意識する必要があり、
現在のディレクトリ(作業中のディレクトリ)の事を 、
カレントディレクトリ(Current Directory)といい、
コマンドラインでは、下記のうように表示されます。

※ ~ は チルダ と読みます。
 チルダはホームディレクトリの事を指します。

rootユーザーのホームディレクトリはrootディレクトリになりますので、
rootユーザーのチルダは、rootディレクトリの事を指します。

カレントディレクトリを変更するときは、コマンドcdで変更します。


チルダを使ってカレントディレクトリをホームディレクトリに移動する事もできます。

下記は、チルダを使って、/etc から /root へカレントディレクトリを移動しています。



通常、rootユーザー以外のホームディレクトリは、homeディレクトリの中に格納されます。
また、ログイン直後のカレントディレクトリはそのユーザーのホームディレクトリです。

ログイン直後は必ずカレントディレクトリがチルダ表示
 通常は、チルダ = ホームディレクトリ
※※ユーザー作成時に作業ディレクトリの指定もできる為、通常としましたが、理由がなければユーザー作成時にユーザー名と同じ名前のディレクトリが作成されて、そこがホームディレクトリになります。

rootユーザーでログインした場合は、カレントディレクトリがrootディレクトリになっており、
その他のユーザーでログインした場合は、
そのユーザーのホームディレクトリが、カレントディレクトリとなります。

現在のカレントディレクトリの確認は、コマンドpwdで確認できます。

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